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車、バイク、趣味のジェットスキーのチューニング日記
アースって・・・その1の続きです

今回は 少し長い文章になります

電球を点灯して、実際にテスターで計測します


テスト環境は

安定化電源を使用してDC13.00V、電球21/5Wを並列接続で26Wとして使用
接続は クリップ付きコードでの簡易接続ですので 
誤差は必ず出ますので ご了承ください

まずは 点灯時の基準点(コード付きクリップ赤と黒)の電圧です 
ここが このテストではバッテリーのプラス、マイナス端子となります
写真で分かるように 12.73Vですね
安定化電源は13.00Vですから クリップ付きコード等で0.27Vの電圧降下がありますね


この時の電流値は 2.211Aです
 

ここで 電圧(V)と電流(A)が分かりましたので 電力(W)は
電圧(V)*電流(A)=電力(W)ですから 12.73V*2.211A=28.15Wです
使用した電球が26Wですから 計測値と計算値はおおよそ合っていますね!

さて、ここで電球とバッテリーのマイナス端子間に 1.1Ωの抵抗を入れます
抵抗の規格は1.0Ωですが実測値は1.1Ωでしたので 1.1Ωとします
(このような低い抵抗値はテスターの誤差も多くなります)
 

バッテリーのプラス(クリップコード赤)→電球→1.1Ωの抵抗→
バッテリーマイナス(クリップコード黒)となります
        
この想定は 車両のボディーアースポイント(ネジ等)から
バッテリーのマイナス端子までの間に 1.1Ωの抵抗があることになります
実際には 1.1Ωもあることは少ないと思いますが 
分かりやすくするために 多めに設定しました

電球のプラス、マイナス端子間の電圧は 10.67Vとなりました
ずいぶん下がりましたね 電球も暗く感じます
 

次は 電球のマイナス端子とバッテリーのマイナス(クリップコード黒)間の電圧で
(1.1Ωの抵抗の両端子間)2.032Vです これの電圧が電圧降下となります
 

この回路に流れる電流値は 2.017Aです
 

オームの法則より 抵抗(Ω)*電流(A)=電圧(V)です
アースの抵抗は変化はしないはずです
ただ電流(A)が増えると・・・ 電圧は大きくなります

仮に、この電球を2個並列に接続したとすると 電流は2倍になり
約4Aとして計算すると 4.4Vの電圧降下が発生することになります
電球は 約8Vで光っていることになります
このように 電流が多く流れる(電力を多く消費する回路)ほど
電圧降下は大きくなりますので 注意が必要です

このテストの想定は
車両ボディーのアースポイントからバッテリーのマイナス端子までの経路です
ボディーの鉄板や太いアースコードをとおりバッテリーのマイナス端子へと
電流は通ります この間に1.1Ωの抵抗があるとの想定です この回路では
2.032Vの電圧降下が発生し、肝心な電球(負荷)は 10.067Vで動いていることになります
なんとももったいない話ですね!
この電圧降下分で熱を発生させて消費されていきます
(計算が合わないですが 簡易的な計測ですので ご理解ください)

当然ですが電源(プラス)側でも同じことが言えます
ヒューズやスイッチ、コネクター等の抵抗は 必ず、あります!
電源側では リレーなどを通して 電圧降下を抑える工夫をしている方も多いと思います
当社のV-UP16のオプションパーツ、電源リレーキットも電圧降下を抑えるためです
電源側のみ、いろんな対策をしても マイナス側の対策が不十分であれば 
片手落ちということになります

なぜ、今回このようなことをテストして記事にしたかと言うと・・・
当社のマルチスパークアンプMSA、バイク用の結線方法で
結線図には MSAのアースはバッテリーのマイナス端子に接続してくださいと
記載して有りますが ボディーにアースしたり、他のアースと途中で一緒にしたりと 
こちらの意図が伝わっていないと思われたからです
また、純正イグナイターのアース変更も同じ理由です
結線図のアースのとおり結線しなくとも おそらく動きますが 
本来の性能を発揮できない場合も 考えられますので
今一度、点検していただければと思います

前回のアースって・・・その1 のように 
テスターの導通チェック機能での アースチェックは
コイル駆動(イグナイターやMSA)のような大きな電流を
使用する回路では完全ではありません 抵抗値を見るとかも必要です 
また、今回のテストは 電球(抵抗負荷)の連続負荷でのテストです
これなら一般的なテスターで計測できますが 
パルス的な負荷、イグニッションコイル、インジェクターのような
誘導負荷の 計測はテスターでは不可能です

 
確実な方法は 
アースは必ず、バッテリーのマイナス端子に 単独で直接接続することが確実です!

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プロフィール
HN:
Twin Top yoshi
性別:
男性
趣味:
バイク、車、ジェットスキー
自己紹介:
本業は、車のチューニングで バイク、車用 V-UP16.マルチスパークアンプMSAの製造もしています
バイク、ジェットスキー用の インジェクション仕様の製作も行なっています 
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