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車やバイクのチューニング日記 最近は点火、インジェクション関連のチューニングが多いです
日曜日の朝 8:30くらいから 1時間ほどセローで走ってきました
曇り空で 昼間よりも気温も多少低いと思いますし
日曜の朝ですから 通勤車両も少なく走りやすいですね
仕事始め前に ひとっ走りです・・・(笑)


タイトルの 一寸したコツとは・・・
セッティング時のことでして コツと言うより 考え方とか ヒラメキとか?

丁度、セローをEMS仕様にして セッティングを煮詰めているとことです
こんなこと書いても 必要な人はほとんどいないと思いますが
キャブでも 強制開閉式のキャブでTPS付きでログが取れれば
同じようなことが言えるかも? このような人もほとんどいないでしょうね?

参考になればと思います
インジェクション仕様のセッティングで 現在のセローの場合
基本的な噴射時間に補正値を掛け算して噴射時間を決めています
補正値とは 横軸にエンジン回転数、縦軸にエンジン負荷を
割り振った マップを読んでその交点の値で決定されます
写真が見にくいですが 雰囲気だけでも・・・

上の写真(ログ)は60km/hで流している状況です
縦軸アクセル開度は10~15% 横軸回転数は3500~4000rpmです
この状況は 加速も減速もしない状態ですから
セローを私一人乗った状態で 60km/hを維持するのに必要な馬力は
これぐらいのアクセル開度(エンジン負荷)と回転数が必要だということです
この時の空燃比は 燃費を狙うなら理論空燃比14.7:1付近を狙います
この状態からアクセルをちょっと開けて気持ち良い加速を狙いなら
14.0:1くらいか もう少し濃いめかな?
このように目標空燃比も決まってきます
ちなみに 全開は自然吸気エンジンなら 12.5:1付近を狙いますよ

丁度、マップでは 黄色く色が変わって青色の楕円のいるところが
現在参照しているマップの位置で その数字が補正値になります
このアクセル開度10%と15%の行ですが・・・
これより右側の回転数の高いところは 参照するのか?
考えてみてください
アクセルを開けずに回転数が高い訳ですから・・・
坂を下る時のエンジンブレーキ時は 可能性有りますね
高回転からのアクセルオフで回転が下がり 3500~4000rpm時に
アクセルを開けて加速する時 一瞬参照するかも?
カラ吹かしなら参照する可能性が有ります

このように参照はしますが 一瞬とか、エンジンブレーキとか
積極的に馬力を出すためには参照はしません!
と言うことは・・・
アクセル10~15%、3500~4000rpmの場所の補正値が60くらいだったとすると
これより右の行には 60以上の補正値は必要ありません
このようなことが言えると思います

今度は75km/hで流しているときのマップの参照状況です
アクセル20~25%、4500~5000rpmです


90km/hで流しているときの参照は・・・
アクセル30~35%、5500~6000rpmです


このようにEMSのセッティングでアルファーNの場合
マップの右下の方は おおよその数値が分かりますよね!
このように補正値(数字)を入力したりもします

ところで このログ30分くらいあります
一番下のグラフで黄色が上下に動いています
60km/hは6回、75km/hは8回、90km/hは9回ログマークボタンを押しました
これで 簡単にこの場所が分かります
これもセッティングしていく上でのアイデアで生まれた機能です

ただし、これはセローの場合です
BANDIT1200では 100km/hで流している場合でも
アクセル開度は 数%です、回転数も3500rpmくらいです
マップの割り振りも変更する必要が出てきますね~
原付だったら 60km/hの場合 アクセルは全開でしょうね・・・(笑)

セッティングは このように少し頭をひねることも必要です
数をこなせば アイデアやコツはいろいろ思い浮かびます


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当社のエンジンマネージメントシステムEMSや各社のフルコンを
装着するときに使用する いろいろなセンサーのお話です

エンジンの状態を知るためのセンサーは エンジン制御には欠かせないものです
温度やアクセル開度、圧力、空燃比などいろいろなセンサーがあります
これらのセンサーはフルコンでも当然必要になります
フルコンのメーカーが指定したものは 当初から設定されていたり
データーが入力済みで選択すれば使用可能なものもあります
もしくはその車両専用に設定済みのプラグインタイプのフルコンは
おそらく接続すれば エンジンも始動してある程度走行も可能だと思います

汎用のフルコンで 予め車両に装着されていた メーカー純正のセンサーを
使うとなるとちょっと厄介になります
整備書にデーターが細かく記載されているものは良いのですが・・・

ほしいデーターは・・・ 温度センサーを例に見ると
 
これぐらいのデーターが有れば 大変助かりますが・・・
ほとんど出てこない場合が多いですね

例を上げると
先日、EMSを装着したハイラックスの吸気温センサーは
データーが不足して誤差が大きくなりすぎまして 
結局、当社の製作したものを使用しました 
(自社製ですからね データーはありますよ)

また、今回私のおもちゃとして購入した ヤマハセロー(DG17J)の場合
整備書を見てみると・・・
吸気圧センサー、大気圧だと思いますが出力電圧3.75~4.25Vと記載してあるだけ
センサー作動では クランキングで吸気圧が変化すればOKと・・・
なんとも適当な表現と言うか これで整備書ですか? と思うほどです
エンジン温度センサーは
20度 12.17~13.92kΩで80度は・・・ この記載だけです
これでは情報不足ですので EMSやフルコン用センサーとしての設定ができません

ここからは 何か方法はないかと頭をひねるわけです・・・
今回のセローの場合は 自己診断機能があります ダイアグです


自己診断モードで吸気圧が表示されます
下の例では キーONでエンジンは停止していますので
大気圧となります 101Kpaです 

このような表示ができるということは・・・
電圧を作りECUに電圧を入力すれば 吸気圧が分かります
早速、センサーを外して電圧を入力すると その電圧時の吸気圧が分かります
吸気圧センサーなどは直線的な変化ですから2点が分かれば 特性は把握できます
これで 吸気圧センサーのデーターは分かりました

吸気温度も表示されます 27度です

同じように行えば データーは分かります
ただし 温度は直線的な変化ではありませんよ!

また、温度センサーは 温度と抵抗値 それぞれ2点が分かれば・・・
基本はサーミスターですから 特性は予想できます
ただし、整備書の記載値も誤差がありますので 実際は試してみないと・・・
もしくは 実際にセンサーの温度を計測しながら上げていき
特性を計測するかですね?

このように 想像力を働かせてセンサーデーターを
探したり、計測したりします

EMSやその他のフルコンを装着する場合 
単純に結線すればエンジンが始動して 燃料マップや点火マップを作れば走る 
こんな簡単なことではありません
センサーが無ければ何もできませんので センサーは何を使用して
そのセンサーデーターはあるのか? 無い場合はどうするのか?
ここから始めなければなりません
その後、私の場合は シミュレーションを行って確実に動くことまで
確認しますが それでもいろんなことが起こります

この準備段階も 大変なんですよ・・・
いつも 温度にかかわるセンサーで苦労することが多いですが
先日のSEADOOは クランク角センサーで悩みましたね・・・
このように いろんなことが起こりますよ(笑)







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今日は とっても暑いです 最高気温30度オーバー・・・
まだ、5月ですよ 先が恐ろしいです

エンジンマネージメントシステムEMSの組み立てで
ジェットスキーと車用です


ジェットスキー用は レース艇のスペアーパーツです
EMS本体と ハーネスを加工します
最近 見慣れたカワサキSX-Rのハーネスで これをEMS用に加工します
 

車用は 来週末、入庫の予定ですので 本体を製作しておきます
現車が入庫してから 細かく考えます

そして朝の散歩もいよいよ暑くなってきましたね
8時くらいの一宮市の真澄田神社です

これだけ暑いと もう少し早い時間に歩くかな?

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前回、EMSセッティング具体例として紹介しました 
その時の記事です
http://jetski2004jp.blog.shinobi.jp/Entry/1966/


今日は、記事の通りに燃料マップを変更しての結果報告です
変更後のマップで 丸の中の数字を41→43、47→49になっています


この状態で走ってきましたが ガソリン給油のためスタンドまでで
距離にして 1kmくらいでしたので ピッタリ同じ条件は難しいです
その時のログです
少し回転数が高いので数字としての比較は出来ません
青い丸の場所、空燃比グラフ(黄色)が
前回は山なりでしたが 今回は平坦になっています
下に前回のグラフを載せていますので比較してください
空燃比が 14.2付近で安定しています
乗っていても 前回のようにトルク抜けた感じはなくなりました


前回のグラフです
 

このように マップの値を変更して結果を確認していきます

あくまで一例として紹介するために 今回、些細なことを例に挙げました

一般的には オートチューニングでセッティングすれば 
とりあえず、不自由なく走れるところまでは可能ですよ
しかし、空燃比と言う数字を見ると・・・ 
濃い、薄いがはっきり現れますので 合わせたくなると思います
アクセルを開け開けで走る分には 十分よく走ると思います

しかし、燃費に関しては この状態からセッティングが必要だと思います
また、走りこむとセッティングが必要なところは出てきます 

今日は、内職ばかりです

バイク用MSAの在庫が少なくなりましたので・・・
そろそろ暖かくなりますからね~
今のうちにせっせと 内職して作ります!

 


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先日の休み、私のBANDIT1200で走ったログデーターを元に
EMSのセッティングの具体例の紹介です

BANDIT1200は 
EMSをはじめ 当社の製品の開発テストなどを行なう車両でも有ります
特にEMSでは いろんな制御方法や 補正の方法を試したりしています 
そのため セッティングが出ていなくて 
1年中、セッティングをしているように思われる方も
お見えになるようですが セッティングは完了していますよ
ただ、いろんなことを試して遊んでいるだけです・・・(笑)

今回も温度補正の方法を変更してテスト中です
そのついでに 少し気になるところが有りましたので
EMSのセッティングの具体例の紹介です

下の写真は走行時のログデーターを 時系列で表示したグラフです
説明しやすいように パラメーターは減らしています
グラフの左から右端まで約50秒のグラフで
2段目の赤色がシフトポジションです
1速で発進して2000rpm弱で4速までシフトアップ
2段目の赤のグラフが階段状に上がっていきます
中央付近の青いカーソルで 4速、1500rpmです
 

下の写真がその部分のアップです
黄色が空燃比14.3、緑がアクセル開度2.4%、白が回転数1527rpm
赤が燃料マップの値VE38%となります
どのような状況かと言うと・・・
停止状態から前の車が発進して 私もゆっくり発進し シフトアップしています
4速までシフトアップして アクセルを緩めて速度を調整しています
この部分のセッティングはまったく問題ありません

気になるところは この右側で2段目に白い縦線が2本入っているところです


下の写真は 気になる場所のアップです
アクセル開度3.9%、回転数1521rpmです
マップの値VEは44%です
このときの空燃比が15.1となっています
1段目の白のグラフを見ると右上がりですから回転は上昇していきます
緩やかな加速中で 上の例との違いはアクセル開度が1.5%多い
この違いで空燃比が変わります

さすがに空燃比15.1では アクセルを開けたにもかかわらず
思ったように加速しない トルクがやせたように感じます
気になって ログにマークを付けました
それが 2段目の白の縦の線2本です
これで気になる場所が簡単に特定できました

もう少しアクセルを開けるとか、少し閉めて回転上昇を待つとか・・・
アクセルワークで何とでもなります
些細なことですが せっかくですから合わせます! 



今回の空燃比が薄いこの場所を回転数とアクセル開度で
マッピングした空燃比の平均値で見ると・・・
下の写真の青い丸のところです
空燃比13.98と14.33となっていますね 15.1にはなっていません・・・
オートチューニングを行なう場合は 15.1は使用しません
平均値を使用しますので ここまで煮詰まったセッティングには使用出来ません
これが オートチューニングを過信したらダメと言うことです


このような場合は手動で合わせます
一番上の全体を写した写真の右上に燃料マップが表示されています

下の写真は空燃比が15.1の時の燃料マップのアクセス状況です
セルが4箇所、濃い薄いは有りますが黄色に変わっています
この黄色のマップの値を使用して 燃調を決めています
青い丸の中心が現在の回転数とアクセル開度です
アクセスしている4個のセルの使用割合で 色の濃さが変わり
マウスカーソルを合わせると 使用割合が%で表示されます

1500rpm、アクセル開度3%で値が青でつぶれていますが 41で50%
 

同じ位置ですが 1500rpm、アクセル開度5%で値が47で41%です
 

この例では マップの値41を50%、47を41%、残り9%は右側の値を使います
これで、今回の気になる場所はマップのどこを変更すれば良いかが分かります

では具体的にどのような数字にするかですが
空燃比を15.1から14.3に変更しようとすると 5~6%濃くします
今回はアクセル開度3%と5%の割合が50%と41%です
3%の値41を41*1.06≒43を使用します
5%の値47を47*1.06≒50 使用割合が少し低いので50-1=49にします
このようにマップを変更し、同じような走りをして結果を確認します
他の場所も、この作業を繰り返して合わせていきます 

文章にすると 長くややこしいですが・・・ 簡単ですよ!
今回のように こんな些細なことでも 
データーロガーを使用し走行中に 「何か変・・・」と思えば
走りながら ログにマークを付けるスイッチを押して
後で マークをサーチして今回のように見直す! 
しかも、マークはいくつでもつけれます 

「セッティングするぞ~」と意気込まなくても
出かけながら 休憩のときにでもセッティングできます

セッティングの初期には 便利なオートチューニングを使って
普通に走れる所まで自動でセッティングをして 
後は 今回のように合わせていけば 
燃調や点火時期の違いで 乗り味の変わり方を感じながら
セッティングが出来ます 

データーを元に変更していきますから 安心、確実ですよ!




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プロフィール
HN:
Twin Top yoshi
性別:
男性
趣味:
バイク、車、ジェットスキー
自己紹介:
本業は、車のチューニングで バイク、車用 V-UP16.マルチスパークアンプMSAの製造もしています
バイク、ジェットスキー用の インジェクション仕様の製作も行なっています 
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